過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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436: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:30:41.26 ID:9KnN41Fto
「どっちにしろ、そんなことでお前を嫌ったりはしねーよ」
この程度で好きとか嫌いとか言ってたら杉小路とか安井なんてどうなるんだろうな。
とっくに絶縁しててもおかしくないくらいの仕打ちと出来事が山ほどあったわけだが。
「本当ですか?良かったぁー……」
437: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:31:11.26 ID:9KnN41Fto
「なんですか?」
「最後のページのあれって……」
「あ、ああ!あれも見ちゃってたんですか!うぅ……恥ずかしいなぁ……」
438: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:31:44.93 ID:9KnN41Fto
「あれは私です。……いつか、あの絵に描いたような衣装が着てみたいなって」
「つまり、自分で自分の衣装をデザインしたってわけか」
「あ、別に今の衣装に文句があるわけじゃないですよっ!?ただの妄想みたいなものでっ……」
439: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:33:04.65 ID:9KnN41Fto
「だったら作ってみるか?衣装」
「えっ?」
「衣装のデザインだよ。俺から杉小路に話つけてやろうか?」
440: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:34:54.01 ID:9KnN41Fto
「蘭子ちゃんの衣装だけど、予算オーバーだから無理」
その後すぐに杉小路に衣装の件を話しに行ったが、予想外の返答が返ってきた。
「はぁ!?お前あの時、協力するって言ったじゃねーか!」
441: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:35:44.50 ID:9KnN41Fto
「まあそれじゃ彼女が可哀想だから、清村の自腹でいいなら作ってもいいよ」
その言葉と一緒に、オーダーにかかる金額の目安を試算したメモを手渡してくる。
そこには俺の生活に確実にダメージを与えるような数字が描き込まれていた。
蘭子が着るような衣装は作るのが複雑で、余計に手間がかかるから特に高いらしい。
442: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:36:17.00 ID:9KnN41Fto
「果たして、彼女の気持ちを無碍にすることが君に出来るのかな?」
「自腹切るから頼むわ……」
その後しばらく、節約生活を強いられることになったのは言うまでもなかった――――――――
443: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/09/23(火) 20:39:43.83 ID:9KnN41Fto
最近は1ヶ月更新すら出来てませんが、なんとか生きてます
頻繁な更新は出来ませんが、ふと思い出した時にでもスレを見てくだされば幸いです
444:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/23(火) 20:57:59.58 ID:SRAiFW8To
おつおつ
445:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/23(火) 21:00:45.64 ID:KYBQLdy7o
乙
清村がこんないい奴なはずがない!
たけふみだな!
446: ◆6frnuselJis0[sage]
2014/09/23(火) 21:11:06.55 ID:9KnN41Fto
一般人相手には不良時代の悪評と見た目で誤解されてるだけで
実際はあれだけナメられてる安井ですら助けたりするくらいには良い奴で常識人ですけどね……
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