過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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91: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:54:50.17 ID:x1ZmGUg1o
「……どうだ?」
博士が若干不安そうに俺の顔を覗きこんでくるが、意外なことになんともない。
いや、むしろ疲労感が急速に薄れていってる気さえする。
「馴染む、実に馴染むぞ!フハハハハハハ!」
不思議なくらいに身体が軽い。
試しにその辺に転がっていた本を全力で投げてみるが、それが壁に叩きつけられることはなかった。
何故なら、俺が一瞬で回りこんでキャッチしたからだ。
「すげえ……なんて軽さだ。まるで自分がいなくなっちまったみたいだ」
身体が高校時代にまで若返ったようにさえ感じる。
「ちょっと効きすぎたね」
「効きすぎましたね」
「効きすぎたな」
「当たり前だァ――ッ!」
たった1本飲んだだけでこれとかどんな栄養ドリンクだよ、こんなもの絶対市販できねーだろ。
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