過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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92: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:55:21.29 ID:x1ZmGUg1o
「もうちょっと成分を薄くしないとな……」
「で、これ何が入ってんだよ。むしろ何が入ってたらこうなるんだよ」
幸いにも害はなかったが確実に普通じゃないものが入ってるだろこれ。
93: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:56:19.91 ID:x1ZmGUg1o
「まあ正確には助手の遺伝子に似た成分を作っただけだ。ちょっと強すぎたみたいだがな」
ああそうなのか、ちょっと安心した。
ってどっちにしろ勝手に俺の身体研究されてたことには変わりねーじゃねーか!
「次はこのエナジードリンクを飲んでみてください」
94: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:56:47.84 ID:x1ZmGUg1o
「まあいい、ここまで来たら飲んでやる」
もうどうにでもなれと思いつつ、ぐいっと一気に飲み干した。
「ん?おー……」
さっきのドリンクとは違い、頭が冴え渡ってくるような爽快感がある。
95: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:57:18.36 ID:x1ZmGUg1o
「前座はこれで終わりだね。じゃあ本題に入ろうか」
なんだよ、まだ何かあんのか?
「清村、僕の渡した本がなかなか読み進めなくて困ってないかい?」
96: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:58:00.27 ID:x1ZmGUg1o
「なんだよこれ、どうやって使うんだ」
「簡単だ。その本をこの装置に読み込ませて、助手の頭に情報を記憶させる」
「そんなことが出来るのか?」
97: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:58:36.43 ID:x1ZmGUg1o
「あとは本をセットしてデータを写して……よし、OKだ」
「もしダメだったらまたエナドリ飲ませてやるから安心しろよ」
「は?」
98: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/01(水) 23:59:25.25 ID:x1ZmGUg1o
「あ、それ一度セットしたら終わるまで外れないから」
「そういう大事なことは先に言え――ッ!テメーら後で覚悟は出来てんだろーな!」
「終わった後にもその元気があったら覚えててやるよ。じゃあ押すぞ」
99: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/02(木) 00:00:07.51 ID:AvIrNPWFo
「あれ、失敗ですか?」
「いや……苦しんではいるが情報はちゃんと流れているようだ」
「じゃあ成功だね。気が向いたら迎えに来るから」
100: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/02(木) 00:00:56.90 ID:AvIrNPWFo
「清村……大丈夫か?」
「おかげさまでな……さすがに死ぬかと思ったぜ……」
結局、装置の起動が止まってもあの3人が迎えに来ることはなかった。
レッスンが終わって俺を探しに来た晴が、廊下で倒れている俺を見つけてくれたらしい。
101: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/02(木) 00:03:00.46 ID:AvIrNPWFo
日付は変わってしまいましたがあけましておめでとうございます。
今日は休みだったので一気に話を仕上げました。
清村の前途多難は今後も続きそうですね……。
102:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/02(木) 10:07:12.82 ID:r3liKD8vo
これもうアイドル軍団太刀打ちできないだろwwwwww
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