過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:21:37.38 ID:HqZl913Bo
一方、少年は、声を潜め言い辛そうに言葉を紡ぐ

「流石に…… いきなり意味不明な事を叫んで走り去られたら心配にもなるだろ」

「……」

「……ああ、なるほど」

……なんと言うか、こう、言葉にされると、考えていた以上に酷いですの

「だから、何が在ったか知らないけど、元気出せよって、言っといてくれ」

「はあ、そういう事ならば、私が責任を持ってお姉様へお届け致しますが……」

「……ただ、やはり、私の分まで頂くわけにはいきませんわ。今もご馳走になって、更にまたお世話になるのは流石に」

「うん、まぁ、白井の気持ちも分かるけど、御坂がお前だけに金を払わせるとは思えないし、それは白井も同じだろ?
結局、水の掛け合いになるのは目に見えてるし、俺が二人分のチケットを渡すのが一番座りが良いんだよ」

「むぅ……! 確かに、そうかも…… 知れませんが」

「じゃあ、決まりだな」

そんな言葉と共に、少年は少女の手を取り封筒を握らせた


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