32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/27(金) 22:01:40.27 ID:EWTP6gU8o
「セミさんはどちらに?」
「いやまあ、決めてない」
「え?」
「変か?」
「あ、いえ」とぼくは首を振った。「ぼくたちと同じだなって」
そうか、とセミは頷いた。
それで話を打ち切りにする気配を感じたので、ぼくは一応続けた。
「一緒に来るんですか?」
セミは少し考える顔をしてから答えた。
「それも考えてない。嫌なら去るが」
「別に嫌じゃないですけど……」
「なら適当でいんじゃない?」
シナノが言って、だからというわけではないだろうけれど、三人で歩くことになったようだった。
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