50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/29(日) 18:55:51.17 ID:yF05ZdXHo
海には夜以上に魔力があるようで、どれくらい時間が経ったか分からないけれど、時計を見ると既に日付は変わっていた。
「これからどうする?」
セミの言葉にぼくはみしみしと痛む足を思った。
「ぼくは帰ろうかと思います」
「あたしも」
シナノも言うので、ぼくは送ってくよと申し出た。
セミはもうしばらくここにいると言った。
「また会えるといいですね」
「心にもないことは言うべきじゃない」
セミは苦笑いしたようだった。
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