過去ログ - インデックス「アルバイトをするんだよ!」上条「なん…だと…!?」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/24(火) 00:54:51.43 ID:x/dGuV3V0
【一】

九月二日 早朝


「……はい?」

唐突に放たれたインデックスの宣言に、上条当麻の反応はワンテンポ遅れた。

「だからね。わたし、アルバイト、というものをする事にしたんだよ!」
「……へぇ」

テーブルの上を占領している大量の夏休みの宿題を前に、
さして頭がいいとは言えない脳みそをフル回転させていたのも一要素ではあるが、
少女にはこれっぽっちも似つかわしくない、というか、縁もゆかりも無さすぎるに発言内容に驚愕し、
上手く言葉が思い浮かばなかったのが上条の反応が鈍くなった要因だろう。
やれどもやれども終わぬ宿題地獄に追われ過ぎて、
自分でも気づかないうちに現実逃避の空耳でも聞いてしまったのだろうか、とも思ってしまったのはご愛敬。

何とも言えない微妙な雰囲気が漂う室内に、一人、インデックスだけが納得がいかないと眉間に皺を寄せた。

「反応が薄すぎだよ、とうま」

むすぅ、と頬を膨らませ、想像していた反応じゃない、とインデックスは物言いたげな視線を上条へと送る。

「いや、だって。なあ?」
 
乾いた笑いが浮かぶ。仮に先ほどの彼女の発言に咄嗟に返せる人物がいるならば、
それは反射神経に特化した超人間か、インデックスの性格を十のうち小数点以下すらも理解していない初対面の相手ぐらいのものだろう。



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