過去ログ - インデックス「アルバイトをするんだよ!」上条「なん…だと…!?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/24(火) 01:36:06.16 ID:x/dGuV3V0

結論から言うと、風斬氷華は人間ではなかった。

能力者が集まる学園都市の目に見える虚像、力の相互集約がもたらした奇跡の片鱗。
能力者達が無自覚に発する微弱な力のフィールド、AIM拡散力場が人の形に成ったもの。

それが、風斬氷華の正体だった。

イギリス清教、必要悪の教会所属の魔術師シェリー=クロムウェルによる学園都市襲来に発する一連の騒ぎの末、
インデックスとの会話を最後に、風斬は夕日とともにその姿を消し去った。

たった一日のおともだち。交わした会話も、交わした感情も、多くはない。
それでも、インデックスにとって彼女の存在は計り知れないのだ。
まだまだ顔見知りのの少ない学園都市で、インデックスが正直に素顔を晒しだせた時間は、どれだけ煌いめいて見えたことだろう。

(どれだけ笑ってようが、こたえちまうよな)

ひょうかとは笑顔で別れたから、とインデックスは言っていた。

だから、インデックスはさびしいと泣かないし―――さびしいと、泣けない。


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