過去ログ - インデックス「アルバイトをするんだよ!」上条「なん…だと…!?」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/24(火) 01:50:40.35 ID:x/dGuV3V0

「アルバイト、いいと思うぞ」

上条は改めて首を縦に振ってインデックスの宣言に賛同する。
何かに無我夢中になりたい気持ちを上条には痛いほどわかってしまう。
上条が途中放棄の状態で放置していた夏休みの宿題を今更になって片づけているのも、
結局は、似たり寄ったりの衝動に駆られたからにすぎないのだから。

人との―――取り分け、親しい人物との別れは、何歳になっても慣れないもので。

多少なりとも、大切な人との別離故の寂しさが紛れるのなら、それもいいだろうと、上条は思うのだ。

「そうでしょう? いいでしょう?」

少し拗ね気味であったインデックスは、上条の言葉を聞き、すぐさま気分を上昇させる。
居候という立場にほんのわずかな自覚があったのか、上条の許可なくアルバイトが出来ないと思っていた様で、
家主兼実質的な保護者からのGOサインがもたらされたことに、インデックスはほほを緩ませた。

「んでさ、アルバイトってのは、具体的には何をするんだ?」

会話と同時進行で膨大な宿題をバッサバッサと切り倒すことは出来ないと判断し、
上条は小休憩とばかりにカリカリと忙しなく動かしていた手を止め、インデックスとの会話に集中することにした。


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