過去ログ - おじゃる丸×リーガルハイ(ss)
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1:名無し[saga]
2013/12/24(火) 15:44:46.36 ID:qqPC8ven0
法律の知識は皆無だから間違ってても許してください。では始めます。

アカベエ「おじゃる丸!今日こそ杓を返してもらうよ!」
おじゃる丸「ほっほっほ。ならば民事でカタをつけるとするでおじゃる」



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2:名無し[saga]
2013/12/24(火) 15:46:26.06 ID:qqPC8ven0
古美門「どぉーもこの度おじゃる丸さんの弁護を務めさせていただきます古美門研介と申しますぅー!!!」
子鬼めら「「「!?」」」
おじゃる丸「そちらも腕のいいベンベシを見つけたほうがよいぞ?ま、コミカルに勝てるベンベシは月光町にはおらぬと思うがのぅ」
子鬼めら「「「(なんだこの横分け?)」」」
アオベエ「きょ、今日のところはひとまず引き上げるでごんすー!」
以下略



3:名無し[saga]
2013/12/24(火) 15:47:55.64 ID:qqPC8ven0

―古美門法律事務所―
おじゃる丸「真知子ちゅわぁーん」すりすり
真知子「先生、こんな小さな子供に訴訟を起こさせるなんてどういうつもりなんですか!?」
古美門「んんー?僕はただ、あらぬ疑いをかけられて妙な連中に付きまとわれているかわいそうなやんごとなきお子様に救いの手を差し伸べてあげただけだよー君にとやかく言われる筋合いはないねぇー」
以下略



4:名無し[saga]
2013/12/24(火) 15:48:51.38 ID:qqPC8ven0
―月光町:子鬼めらのテント―
アオベエ「ベンベシとかミンジとか・・・よくわからないことだらけでごんす」
キスケ「トミーおじいさんなら、知ってるかもしれないっピ!」
アカネ「あれ、待って!誰か来るよ?」どすどす
真知子「はじめまして。私、弁護士の黛真知子と申します」名刺ビッ
以下略



5:名無し[saga]
2013/12/24(火) 15:56:11.19 ID:qqPC8ven0
―裁判所:証拠調べ(証人尋問、本人尋問など)―
古美門「被告はおじゃる丸さんに対して、いつでもどこでも顔を合わせるたびに恐喝まがいの言動を繰り返していました。」
   「全く身に覚えのないおじゃる丸さんに《その杓はエンマ大王様のものだ》と意味不明の言いがかりをつけそれを渡すように迫っていたのですー。」
   「そのことでまだ幼いおじゃる丸さんは心理的に深ぁーい傷を負い、普通に外を歩くことにも恐怖を感じてしまっているのですー。」
   「よって正当な権利として、心理的外傷の賠償金一千万円と接近禁止命令の発令を求めます。以上です」前髪ツツーッ
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/24(火) 15:56:16.20 ID:+9r/w7ou0
セリフとセリフの間に一行いれてくれ、読みづらい


7:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:05:23.74 ID:qqPC8ven0
・証人尋問
古美門「―――では、被告がおじゃる丸さんに《今日こそエンマ大王様の杓を返してもらう》と怒鳴っていたのを何度も聞いているのですね?」
小町「はい。小町、数えきれないくらい見たんだから!」
古美門「被告が三人で組み、おじゃる丸さんの背丈のおよそ三倍もの高さから威圧していた場面を何度も見たことがありますね?」
金ちゃん「はいですー!」
以下略



8:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:06:42.07 ID:qqPC8ven0
真知子「小町さん。あなたは、本当に被告が怒鳴っているのを聞いたのですか?」
小町「は、はい・・・」
真知子「怒鳴っていたのではなく、ただの掛け声の一部だったのでは?被告は、正確には戦隊モノのように、こう言っていたのでは?」
   「《聞いて驚け見て笑え 我らエンマ大王様の一の子分 アオベエ キスケ アカネ 今日こそエンマ大王様の杓を返してもらうでごんすー》と。」
小町「え、えっと・・・小町わかんなくなっちゃった・・・」
以下略



9:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:07:37.79 ID:qqPC8ven0
真知子「これが原告の言う《威圧的な態度》です」プロジェクター
動画《『合体!』シャキンシャキンシャキン!ふらふらぐらぐら〜》
真知子「実際にやってもらったこの映像を見る限りでは、被告はおじゃる丸さんを怖がらせようとしているように見えませんよね?」
   「あなたが目撃した態度は、これとどこか違っていましたか?」
金ちゃん「おんなじでしたよー。それに、子鬼君たちは全然怖くないですー。」
以下略



10:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:08:30.93 ID:qqPC8ven0
被告人尋問
真知子「怖がらせようとしたり暴力をふるったり、暴言を吐いたことは一度も無かったんですね?」
アオベエ「そうでごんす」
真知子「話し合いで解決して、平和的に杓を返してもらおうと考えていたのですね?」
アカネ「そうです」
以下略



11:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:09:16.27 ID:qqPC8ven0
古美門「・・・・・・」
真知子「(おかしい・・・横分けがおとなしすぎる)」いらいら



12:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:29:39.52 ID:qqPC8ven0
―そのころ、月光町のとある易者の前で―
冷徹斎「・・・・・・」
公(ハムスター)「・・・ギッギッ」からからからから
三木「なあ、このハムスターいくらだ」
冷徹斎「・・・北斗七星の公子は、売り物ではない」
以下略



13:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:32:54.88 ID:qqPC8ven0
本人尋問:おじゃる丸
古美門「その杓は、どうやって手に入れたのですか?」
おじゃる丸「自然にまろの手の中に飛び込んできたのでおじゃるー」
古美門「つまり、あなたが誰かから盗んだという訳ではないと?」
おじゃる丸「そうでおじゃるー。この杓は初めからまろの物。それを、このやんごとなき雅なお子様に向かって盗んだなど。」
以下略



14:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:36:01.25 ID:qqPC8ven0
真知子「!?」
古美門「(かかったな朝ドラ!!)」にやっ
真知子「で、デンボ・・・?」
おじゃる丸「そう、デンボじゃ。平安町からついてきた、おにぎりと女子をこよなく愛する口うるさい世話係での。」
     「まあそのおかげで、まろはいつも(わがままを言う相手がいるから)安心して散歩ができるがの」
以下略



15:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:37:22.90 ID:qqPC8ven0
デンボ「・・・・・・」ブーン
古美門「(なんだこの虫邪魔だな・・・)」
おじゃる丸「これ、失敬な。デンボはそちの目の前におるではないか!」
古美門「よほど怖かったんでしょうおじゃる丸さん。しかしもう大丈夫です安心してください!」
   「もう二度とこのようなことがないようきっっちりと決着をつけますからねぇえwwww」
以下略



16:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:39:58.79 ID:qqPC8ven0
あいうえお一覧表用意
古美門「あなたは元の持ち主エンマ大王に馬車馬のようこき使われました。」
   「しかもそれに加えて給料はおろか適切な待遇さえもうけられず、」
   「耐えかねておじゃる丸さんのもとに藁にもすがるような気持ちで飛び込んだ、」
   「そうですね?」
以下略



17:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:41:15.82 ID:qqPC8ven0
真知子「い、異議あり!それを言うなら原告だって、杓に給料も何も払っていません!」
古美門「はぁーい被告側は杓の人権(?)を認めましたー!!!」
   「よって本件では杓を器物ではなく人として扱います」
   「よって争点は杓の自由意思に置かれるわけだそして杓側の意見は明確です。」
   「そう、杓はおじゃる丸さんのもとに置かれ保護されることを望んでいるのです」
以下略



18:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:42:17.88 ID:qqPC8ven0
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

古美門「勝ーった!勝ーった!」るんるん
真知子「・・・・・・やっぱり先生は間違ってます」
古美門「私に勝てもしない奴が何を言う。そもそもあそこまで仕掛けた罠仕掛けた罠全部
以下略



19:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:43:08.60 ID:qqPC8ven0
子鬼めら「・・・・・・」
キスケ「おじゃる丸・・・さよならだッピ」
おじゃる丸「おじゃ、子鬼めら。もう杓のことはあきらめたのかの?」
アカネ「だってもう会っちゃいけないんだよ?」
アオベエ「ワシら、エンマ大王様のもとに帰るでごんす」
以下略



20:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:43:41.37 ID:qqPC8ven0
おじゃる丸「コミカルぅううー!!!」
古美門「!!?」
おじゃる丸「まろ嫌でおじゃるぅー!子鬼めらと会えなくなるのは嫌でおじゃるぅ―!!」
     「わがまま言う相手が減るのは嫌でおじゃるぅー!」涙ボロボロ
古美門「え、いや、待ってください。勝てるんですよ?ていうか、もう勝ってるんですよ?」
以下略



21:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:44:38.09 ID:qqPC8ven0
――古美門法律事務所――
古美門「・・・・・・・」げそっ
真知子「どうしたの?あれ」ひそひそ
蘭丸「んーなんか、こないだの巻物がさ、炭素年代測定したら偽物だってわかっちゃった
   みたいで・・・」
以下略



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