11: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:37:34.00 ID:9UmUzo2DO
「はあ、はあ……おっきくなっちゃった……」
こいつは普段からパッド入りの部屋着を着ているが、今の胸は目に見えて円みを帯びていた。
「おお……これは」
12: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:47:47.91 ID:9UmUzo2DO
「やめ……やめろっ!」
「……このサプリ、胸や乳首は敏感になるみたいだね」
俺が強く言うと手を離した。確かにそういう効果はある様だ。
13: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:50:10.43 ID:9UmUzo2DO
「……っ!」
思った通り、こいつの乳房は俺の手にすっぽり収まった。肌が柔らかく俺の掌に吸い付いてくる。
「オッパイだけじゃなくて乳首もこんなに大きくなるんだな」
14: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:54:10.79 ID:9UmUzo2DO
──とは言うものの、何やらイケナイ事をしている気分になってきた。効果のほどを知るにはこれくらいで充分だろう。
「いや、もう終わりにしよう」
「えー……」
15: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:56:35.38 ID:9UmUzo2DO
「じゃあお兄ちゃん、これから毎日このサプリ飲んでねっ」
「やだよ! 女の子と良い雰囲気になったら困るじゃないか」
「……それってこのサプリの売り文句に使えると思わない?」
16: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:59:01.83 ID:9UmUzo2DO
「そういうもんか?」
「そういうもんなの。潔白なら飲みなさいって事だね」
有無を言わさない、押しの強い意見だった。
17: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 01:01:39.86 ID:9UmUzo2DO
俺が営業や販売のアイデアをいくつか考えて友人のところへ持って行くと、じゃあ自前の会社作っていろいろ売り込んでみようか、という話になった。
「面白そうじゃないか。効果は確かなんだから、当たればデカいぞ」
「当面の資金繰りはどうする?」
18: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 01:03:05.93 ID:9UmUzo2DO
発売当初はジョークグッズの一種と見られて目立たない存在だった。
ところが、動画サイトでサプリの使用効果をアップロードしはじめる人間が現れると、インターネットニュース界隈で話題となった。
そしてタブロイド誌や写真週刊紙が追随して特集を組み始め、テレビのワイドショーで取り上げられるまでになると、販売数が伸びて小売店でも品薄になっていった。
「社長、巨乳サプリの在庫の問い合わせが後を絶たないぞ」
19: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 01:04:27.92 ID:9UmUzo2DO
メディアの格好の話題になると、様々な議論を呼び起こした。主に倫理的な面からが多かった。
男はパートナーの女性に肉体を変化させてまで従わなければいけないのか、男性へのセクハラ・モラハラ対策は、いやそもそも自然の摂理に反しているetc……。
「万全だ。各種団体や報道機関への根回しは済んでいる」
20: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 01:06:44.62 ID:9UmUzo2DO
「お兄ちゃん、お帰りなさい。今日の晩御飯は酢豚だよ」
今日も美少女が俺の帰りを待っていてくれた。まあ弟なんだけど。
弟は居間でインターネットを閲覧していた様だ。
21: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 01:10:01.03 ID:9UmUzo2DO
「うん、大きさ良し、形良し、硬さ良し、今日も良いオッパイだ」
「うん……」
両手で丹念に揉みながらバストチェックをした。
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