7: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:21:43.38 ID:9UmUzo2DO
「巨乳になるサプリ!?」
夕食の席で、弟に今日の出来事を話していた。
「うん、頼まれてな。ほら化粧品メーカーの」
8: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:27:58.35 ID:9UmUzo2DO
「お前が!?」
「うん! 面白そうだし、飲んでみれば良い考えも浮かぶんじゃないかな?」
上目遣いでこちらを伺っていた。興味津々な様子だ。
9: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:32:22.53 ID:9UmUzo2DO
食後、ソファーで二人並んで座りながら、巨乳サプリと水を用意した。
「じゃあ飲もうかな……えい」
「んっ!?」
10: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:35:00.12 ID:9UmUzo2DO
「うわ! どうしよう!」
「……お兄ちゃんドジっ子だなあ」
「お前のせいだろ!」
11: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:37:34.00 ID:9UmUzo2DO
「はあ、はあ……おっきくなっちゃった……」
こいつは普段からパッド入りの部屋着を着ているが、今の胸は目に見えて円みを帯びていた。
「おお……これは」
12: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:47:47.91 ID:9UmUzo2DO
「やめ……やめろっ!」
「……このサプリ、胸や乳首は敏感になるみたいだね」
俺が強く言うと手を離した。確かにそういう効果はある様だ。
13: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:50:10.43 ID:9UmUzo2DO
「……っ!」
思った通り、こいつの乳房は俺の手にすっぽり収まった。肌が柔らかく俺の掌に吸い付いてくる。
「オッパイだけじゃなくて乳首もこんなに大きくなるんだな」
14: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:54:10.79 ID:9UmUzo2DO
──とは言うものの、何やらイケナイ事をしている気分になってきた。効果のほどを知るにはこれくらいで充分だろう。
「いや、もう終わりにしよう」
「えー……」
15: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:56:35.38 ID:9UmUzo2DO
「じゃあお兄ちゃん、これから毎日このサプリ飲んでねっ」
「やだよ! 女の子と良い雰囲気になったら困るじゃないか」
「……それってこのサプリの売り文句に使えると思わない?」
16: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 00:59:01.83 ID:9UmUzo2DO
「そういうもんか?」
「そういうもんなの。潔白なら飲みなさいって事だね」
有無を言わさない、押しの強い意見だった。
17: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/12/25(水) 01:01:39.86 ID:9UmUzo2DO
俺が営業や販売のアイデアをいくつか考えて友人のところへ持って行くと、じゃあ自前の会社作っていろいろ売り込んでみようか、という話になった。
「面白そうじゃないか。効果は確かなんだから、当たればデカいぞ」
「当面の資金繰りはどうする?」
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