過去ログ - 夏海「これまでも、これからも」雪子「私も」
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◆VJRQu9X6ME
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2013/12/25(水) 20:58:00.70 ID:6Tmg2yryo
一穂「いやあ、れんげがクリスマス会どうこう言ってたもんで、手伝うことないかって思って来ちゃいました」
雪子「あらそう。まあ助かるけど、どうせ手伝うとか言ってずっと寝てるんでしょ」
一穂「そんなことはないですよ。まあ色々任せてくれちゃってokです」
以下略
68
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:00:44.18 ID:6Tmg2yryo
玄関に入ると卓の弾くギターの音がかすかに聞こえてきた。
雪子「すいませんね、うちの息子が。やめさせましょうか」
蛍母「いえ、いいですよ。私ロックとか好きなんで」
以下略
69
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:03:23.74 ID:6Tmg2yryo
蛍母「わあこれすごい! レッド・スペシャルじゃない!!」
卓「……」エッヘン
蛍母「Queen好きなの?」
以下略
70
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:07:17.86 ID:6Tmg2yryo
材料を手わけして、三人で料理を作り始めた。
料理を作る段においても、蛍ちゃんのお母さんの手腕は確かなものだった。
薄い衣の唐揚げを揚げられたし、キャベツの千切りも三人のうちで一番薄くできた。
以下略
71
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:09:44.79 ID:6Tmg2yryo
ジャガイモを四等分して、フライパンで揚げていると、玄関が開いた。
いよいよお客さんが来た。
どたどたと廊下を鳴らす音。
以下略
72
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:12:03.35 ID:6Tmg2yryo
雪子「はい、いらっしゃい。もうちょっとでお料理できるから、しばらくここで待っててね」
れんげ「わかりました。んにー」
夏海「はははれんちょん、なにそれ、バカにしてんの?」
以下略
73
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:14:45.30 ID:6Tmg2yryo
ようやく料理ができ、私たちはそれを居間へと運び始めた。
一穂も叩き起こして手伝わせた。
私は居間に炊飯器を持ち込み、茶碗にごはんを盛る係になった。
以下略
74
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:18:12.34 ID:6Tmg2yryo
夏海「それでは!」
一同「いただきまーす(のん)!」
蛍「これ美味しいです! こっちも」
以下略
75
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:20:48.52 ID:6Tmg2yryo
居間からはバカでかい夏海の笑い声がときどき響いてきた。
私はその心底楽しげな声が、なぜだかとてもいとおしいもののように感じられた。
日頃あれだけ迷惑をかけ続け、世話の焼ける娘だと言うのに。
以下略
76
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 21:23:09.79 ID:6Tmg2yryo
彼女ははじめ泣かなかった。
仮死産だったのだ。
懸命な措置のおかげで、なんとか肺呼吸を始めた。
以下略
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