1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/25(水) 20:40:04.87 ID:4msbcYuB0
志保は自然な笑顔を作ることが苦手です。
笑顔を作ろうとすると強張ってしまい、自分がイメージするような笑顔を作れないのです。
なので、時間がある時には事務所の給湯室へ向かい、置いてある鏡に向かって笑顔の練習をします。
頬をつまんでみたり引っ張ってみたり、目を見開いてみたりウインクを作ってみたりして理想の表情を作るための訓練をしているのです。
その練習は三十分以上に及び、集中しすぎてしまうと向かってくる誰かの足音が聞こえるまで続きます。
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/25(水) 20:43:37.81 ID:4msbcYuBo
ある日、志保がいつものように給湯室へと向かうと人の姿がありました。
「あら、志保ちゃんお疲れさま」、と風花が言いました。
風花は休憩用のお茶を用意しているようで、湯のみと急須を取り出し用意しておいたお盆の上に乗せました。
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