15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 02:57:15.90 ID:UHZTgUVzo
「あの時から良くも悪くも、12cmの距離だったんだよね」
「それは、身長的にですか?」
「悪くはそうだけど、ほら、幸子が初ライブの時に言っただろ?」
「「12cmの距離を埋めておいてくださいね」」
「……ですよね?」
言葉が被り、二人して顔を合わせる。狐につままれたような顔をする目の前のメガネ男子に対して、いたずらっぽくふふんと鼻を鳴らすボク。次第に、それは笑顔へと変わっていった。
「覚えてるじゃないか幸子。何だ、安心した」
「それで、12cmの距離は埋まったんですか? プロデューサーさんはまだ縮んでいるようには見えませんが」
「一言余計だよ」
「事実ですから」
ジトリと、またも睨むプロデューサーさん。やはり、こうやって軽口を叩くのは嫌いではない。
27Res/13.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。