過去ログ - 幸子「12cmの贈り物」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 02:58:28.94 ID:UHZTgUVzo
 ぐぬぬと、一つ悔しそうに畝る。プロデューサーさんは、それを見るなり一つ笑みを零し一つ言葉を伝える。

「だから、良くも悪くも12cm。紅茶が冷めちゃったね、淹れ直してくるよ」

 立ち上がるプロデューサーさん。そのスーツの袖を掴んで一つ、意を決する。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 02:58:57.34 ID:UHZTgUVzo
 驚いてこちらを振り向くプロデューサーさんの頬を手で挟む。ひんやりとしたボクの掌が、プロデューサーさんの暖かな頬を撫でる。

「12cmの距離は――」

 ぐっと顔を引き寄せる。どんな顔をしていいのかわからなくなる。きっと、ボクの頬は、耳はとても紅くなっているのだろう。だけど知ったものか。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 02:59:24.01 ID:UHZTgUVzo
 プロデューサーさんとボクの距離は良くも悪くも12cm。だけども、その12cmはプロデューサーさんからの贈り物なのかもしれない、だなんて言うと怒られてしまいそう。

 プロデューサーさんはこの後なんて言うだろうか、怒るのか、恥ずかしがるのか。照れるなら、一緒に照れてしまいそうだけど、この天邪鬼なくちびるには、期待できそうにない。


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 02:59:50.09 ID:UHZTgUVzo



「――キスをしやすい身長差なんですよ」



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 03:00:24.23 ID:UHZTgUVzo
 それから先、何が会ったかはボクからは伝えたくはない。ただ、みんなが忙しそうにしている冬のとある日。暖かな部屋の中で紅茶の香りを楽しんだことを忘れることはないだろう。

 小さいプロデューサーさんと、カワイイボク。みんなからしたら小さい彼は、ボクにとっては大きい彼。

 12cmの距離を埋めるには、まだまだ遠い道のりなのかもしれない。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/26(木) 03:00:47.23 ID:WUTxT0d9o
幸子カワイイ!


23:1 ◆H97.geL.RM[saga sage]
2013/12/26(木) 03:01:11.89 ID:UHZTgUVzo
終わりです。クリスマス幸子? 知らない子ですね……。


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/26(木) 04:48:25.74 ID:1OimslLio
スレタイチ○ポ余裕


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/26(木) 09:37:12.37 ID:KCphjh1no



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/26(木) 14:28:52.98 ID:brjUzLpw0
小梅版、輝子版もぜひ!


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/26(木) 14:41:55.50 ID:n41PMO2x0
じゃけんカワイイ幸子はプレゼントBOXに入れて配達しましょうねー


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