10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 20:49:37.95 ID:UHZTgUVzo
また、喋ることが無くなって気まずくなる。ちらりと横に山になっているお菓子の山を見る。チョコレート、クッキー、スナック菓子、パンケーキ類、そして――キャンディ。キャンディのスペースを見る限り、私の好みのものばかりだった。
こういうとき、きらりのことを好きになっていくのだろう。脳内はぴはぴに見えても、芯はしっかりした優しい女の子、それが私の親友。
ふと、思い出したことを問いかける。
「そういえばさ、プロデューサーは事務所の窓見た?」
「窓?」
「そう、窓」
「見てないけど」
「へー」
本当にどうでも良かった。垂れた雫の後も、乾いて後になった一つの傘も、気が付かなければ何の意味も為さないのかもしれない。
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