24: ◆8101018AdQ
2014/01/02(木) 21:17:37.60 ID:191kvZMno
午後の授業を済ませ、部室に向かいます。
部室のドアが見えると、一足先に駆け出して穂乃果が勢いよく戸を開けます。
「みんなー!」
「穂乃果ちゃん、おはようにゃ!」
「えっ、凛ちゃん……今もう朝じゃないよ?」
鞄を置いてパイプ椅子へとつく穂乃果の後を追って、私達も部室へ。
軽く挨拶を交わした後、長机の向かい側にいる、テーブルに肘をついて顔の前で指を組ませているにこが口を開きます。
「甘いわね、穂乃果。ガムシロップ直飲み並みに甘いわ!私達、アイドル業界じゃ、いつだろうと挨拶は『おはようございます』なのよ?」
「あぁ!なるほど……流石にこちゃん」
「でも明日になったら絶対忘れてると思うわ貴方達」
背もたれに深めに腰をかけて脚を組んでいる呆れ顔の真姫。
「なっ、私達がバカとでも言いたいわけ?」
「……バカじゃない。実際」
「その『達』ってもしかして凛も含まれてるのかにゃー……?教えてかよちん!」
「ええっ!?わ、花陽に振らないでよぉ」
思わぬパスを受けた花陽がたじろぎました。
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