25: ◆8101018AdQ
2014/01/02(木) 21:19:24.90 ID:191kvZMno
相変わらず賑やかな部室です。
やっぱりここにいると自然と笑顔になって、それでいて落ち着きます。
私がそんなセンチメンタルな感情に浸っていると、それを塗りつぶすように穂乃果が声を上げます。
「あっ!そういえばね、今練習してる曲のね、振り付け思いついたんだ!」
「ですが穂乃果、振り付けはもう完成していますよ?」
「まあ、見て見て!あんまりうまくは踊れないけど……」
椅子とラックの狭い間に立ち、穂乃果がその部分を歌いながら踊ります。
確かに、歌詞に合っていてそれでいて元気で穂乃果らしく、可愛さを引き立てる振り付けだと思いました。
「どうかな?」
少し息を切らせながら、私達に聞きます。
「わぁ〜っ!すごいよ穂乃果ちゃん!ことりはいいと思うなっ」
「へぇ〜……結構いいじゃない。でもそれだと前のフレーズの部分の振り付けと合わなくなるんじゃない?」
「あっ、確かに……」
にこからの指摘を受けて、穂乃果は自分の振り付けとその前の部分の振り付けを軽くしてみて、足がもつれてしまいました。
間一髪で転ばずには済みましたが。
「なら、私が絵里と相談してみましょうか。絵里なら何かいい案を出せるしれませんし」
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