過去ログ - まどか「夢の中で仁美ちゃんに会ったような」仁美「私ですか?」
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83: ◆.cSmHpEj/3LD[sage saga]
2014/01/09(木) 22:08:31.93 ID:tO0ibuCAO

〜見滝原総合病院・玄関前〜


父親「なぎさっ!」

なぎさ「ぱぱ!」

父親「良かった……本当によかった」

なぎさ「ぱぱ……苦しいのですっ」

父親「ああ、ごめん……病み上がりなのに無理に抱きしめたりしちゃって」

なぎさ「大丈夫なのです。なぎさのぜんしんてんいしてたあくせーしゅよーは完治したのです。もう大丈夫なのです」

さやか「よかったねー、なぎさちゃん」

母親「ええ本当に……奇跡って本当に起こるものなのですね。なぎさが回復したのはあなたたちのお蔭かも知れません。ありがとうございます」

さやか「いやいや。そんなわけないですよ。あたしたちむしろ助けてもらった側でして……」

まどか「……あれ?いま何か落として……」

さやか「どしたのまどか?」

まどか「なぎさちゃん?この宝石みたいなの……なぎさちゃんが落としたんじゃない?」

なぎさ「……ん?んぅ……むにゃ……」

父親「なぎさはお眠のようだね。無理もないか……やっとお家に帰れるんだもんな」

母親「ふふっ、安心したのかしら……ほらなぎさ。お姉ちゃんたちにお別れのご挨拶は?」

なぎさ「まどか……さやか……ばいば……zzz……zzz……」

さやか「はいはい。さよなら、なぎさちゃん」

父親「それじゃあ君たち、なぎさの力になってくれてありがとう。また会うことがあれば遊んでやってくれ」

母親「それじゃ……」

まどか「あのっ!待って!」

さやか「ま、まどか?」

母親「どしたの?」

まどか「この宝石、なぎさちゃんのものだと思うんです。なんでかは私にもわからないけど……でもこれをなぎさちゃんに……」

母親「……そんな高価そうな宝石、なぎさは持っていなかったわ」

父親「そうだね。誰か別の人の落とし物じゃないかな」

まどか「でも……」

父親「なぎさをはやく家へ連れてかえってゆっくり眠らせてやりたい。その落とし物は病院に預けておいてくれるかな?もしなぎさのものなら後日、取りに来るから」

さやか「それなら、うん……まどか。家族水入らずを邪魔しちゃ悪いって」

まどか「でも……なんでかわからないけど……このまま行かせちゃダメって気がするの……さやかちゃん……この宝石はなぎさちゃんが持ってなきゃ……このままここに置いてっちゃダメなの!」




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