過去ログ - まどか「夢の中で仁美ちゃんに会ったような」仁美「私ですか?」
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95: ◆.cSmHpEj/3LD[sage saga]
2014/01/19(日) 10:19:20.63 ID:PlUWOpyAO




杏子「あんた……」

ほむら「ほむらよ」

杏子「オーケー。ほむら。あんたがどういうつもりであたしたちにちょっかい出して来たのか知らないが……」

ほむら「別に。この辺りに私の知らない魔法少女がいるみたいだったから様子を見に来ただけ。グリーフシードや縄張りを奪おうだなんて考えるセコい輩と一緒にしないで」

杏子「……のわりにはずいぶんな態度だったじゃねーか。なのに自分の手の内明かすようなマネしやがって……」

ほむら「……あなたたちの身体に危害を加えようって気はないから安心してくれていいわ」

杏子「あたしのことも知ってるみたいだし……あんた、本当に何なんだ?」

ほむら「暁美ほむらよ。この永遠に祝福された素晴らしき世界たちの基準点にして観測者。どこまでも歩みつづける終わりなき求道者」

杏子「は……はぁ?なんだそりゃ?どういう意味だ?」

ほむら「私はね、結論を出さないことにしたのよ。大事なのは『未来』より『今』だって……そう気づいたの」

杏子「……話は見えねーが、『今』が大事ってのには同意するよ。あたしは今すぐにでもあんたにここから離れて欲しい」

ほむら「ああ。そうだった。あの子のことを忘れていたわ。志筑仁美は魔法少女なの?それとも魔女なの?」

杏子「両方だ」

ほむら「両方?」

杏子「あいつのソウルジェムは半分だけなんだ……もう半分はグリーフシードで出来てる」

ほむら「……半分がソウルジェムで、もう半分がグリーフシードってこと?」

杏子「ああそうだ。綺麗な宝石の縦半分から真っ二つに別れてる。右はソウルジェム。左はグリーフシードってな」

ほむら「そんなことが有り得るの?まるで魔女と魔法少女の混合物ね」

杏子「おかげで仁美は魔法少女としては半人前の力しか出せない」

ほむら「けれど魔女のような力を発揮することもできるのね。その力を使って……あなたたちは何をしていたの?」

杏子「……何のことだ?」

ほむら「そんな面白そうな力、いったい何に使っていたのか気になるのだけれど」

杏子「あんたには関係ないだろ。分かったならもう行ってくれ。あたしは仁美を連れ戻しに行かなきゃならない」

ほむら「手伝いましょうか?」

杏子「……いいから行ってくれ」

ほむら「また来るわね、佐倉杏子」

杏子「…………くそっ」




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