過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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102: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/03/02(日) 21:09:09.17 ID:sK2T5j5Y0

そんな会話をしていると不意に病室の扉を叩く音が響き、続いて一人の女性が静かに扉を開けて入ってきた。


長い金髪に赤を基調としたメイド服。胸元に大きな黒のリボンが結ばれている。
その整った顔立ちからは、彼女が非常に厳格な性格であることが想像できた。
まぎれもなく、彼女は家政繚乱女学校の関係者だろう。



金髪メイド「失礼します。 十六夜咲夜さんの病室はここでよろしいでしょうか?」

冥土帰し「うん、合っているよ。 君が連絡にあった家政繚乱女学校からのお迎えかな?」

金髪メイド「はい、家政繚乱女学校の生徒会長をしている者です。 名刺はこちらに……」

不死の薬「へぇ……てっきり教師が来るのかと思っていたのだけれど?」

金髪メイド「私程の立場になると、後輩のメイドに直接指導したり教育するということも珍しくはありません」

金髪メイド「今回の場合、十六夜咲夜さんは私の下でメイドとしての技能を磨かせるということになりましたので、
      私が出向いて少しでも親交を図った方が良いだろうというのが上の決定です」

不死の薬「なるほどね。 ……一つ聞きたいのだけれど」

金髪メイド「何でしょうか?」

不死の薬「貴方はここに随分と時間ぎりぎり、と言うより指定した時間きっかりに来たのだけれど、
これは何かを意図してのことなのかしら?」




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