過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/01/19(日) 20:30:32.09 ID:b7u7Hodg0
咲夜は美鈴に教わったように右手に果物ナイフを持ち、りんごをまな板の上に置く。
最初にりんごを切り分け。
包丁を使うときは常に自分の手の位置に気をつけること。刃の先に手を置いたりしたら、食材もろとも捌くことになる。
そして固い物を切るときは無理に力を加えないこと。何かのはずみで刃の位置がずれでもしたら非常に危険だ。
包丁は押しつけて切るものではなく、前後に動かして少しずつ切るのが基本である。
切ったりんごは種の部分を取り除いておき、次は皮剥きだ。
りんごの端、皮の下の部分に包丁の刃を当てて少しずつ食い込ませるようにして皮を剥いていく。
右手の親指でりんごの皮を抑えつつ包丁の刃を動かす。急ぎ過ぎると皮が千切れてしまうので要注意。
また、刃の位置に気をつけていないと分厚く皮を剥きすぎて果肉が皮の部分に多く残ってしまう。
その後数回に分けつつ皮をむけば、ようやく美味しいりんごにありつくことができる。
皮を残してもいいのだが、包丁の練習のために全部剥くことにした。
美鈴「お〜上手上手。 咲夜ちゃんって結構飲み込みが速いね」
黄泉川「ついさっき包丁を持ったばかりなのに、私よりも上手い……だと……?」
咲夜の包丁さばきに美鈴は称賛の声をあげ、黄泉川は言いようのない敗北感に膝をつく。
確かに咲夜の包丁の扱い方は今日初めて持ったとは思えないほどの腕前である。
まだたどたどしさは残るが、日常生活で料理を作る上では問題ないだろう。
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