過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2014/11/25(火) 00:43:40.55 ID:8X9+DGiX0
何がフランドールをそこまで駆り立てたのかと考えたが、何のことは無い、
毎回代わり映えのしない日々の勉強に倦み疲れてきていた彼女は、
パチュリーが読んでいた本に退屈を打破する何かを感じ取ったのだ。
家でいつも習っている勉強は語学や倫理学、神学いったものばかりに重点が置かれている。
スカーレット家は魔法円を研究の主眼としている魔術師なので、
文系の学問に勉学の中心が置かれてしまうのは仕方の無いことだ。
仮に生き物の生態を学ぶことがあっても、それは魔術を扱う上での知識に過ぎず、
日常生活の会話の内で話題に上がるような、平穏な内容ではない。
故にフランドールが持つ植物の知識と言えば、母親と一緒に外を散歩した時に見聞きした花の名前くらいしかない。
つまり彼女にとっての植物図鑑は、未知の花々の情報が詰め込まれた書物なのである。
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