過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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739: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/01/19(月) 00:23:09.28 ID:Kq9JODqn0

ローラ「ある程度は予想したりことなりけるが……やはり500年の成果を捨てさせたる事は険しいことなりけるな」

ローラ「知己であるお主でも説得できぬこととなれば、おそらくは他の者でも交渉は無理であろう」

ロータス「……はい」



ヘンリーと最も深い繋がりがある魔術師であるロータスでも説得できなかったということは、
それ以外の魔術師を指し向けても同様の結果しか得られないだろう。
すなわち、平和的な解決の道はほぼ完全に閉ざされたということになる。


となると、次に使うことになる手立ては当然――――



ローラ「向こうが自ら和平の道を閉ざしたることとなれば、もはや残された手は力による屈服のみ」

ローラ「彼の者がそれを望みたるというのであれば……」



『その望み通りにしたりけるの』と、ローラは怖気が走る声色でそう告げた。


話し合いによる解決ができないのであれば、武力によって無理矢理従えさせるしかない。
この状況下において、『戦闘を回避できるかもしれない』などという甘い考えを持つ『最大主教』ではなかった。




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