過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
1- 20
831: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/02(月) 00:23:05.09 ID:ZjxzuhUC0

ヘンリー「あぁ、君の考えている通りだ、ロータス。 私は妻の血液を鍵として、一族の秘奥である刻印を起動させた」

ヘンリー「そしてその刻印の効力で、私の体は吸血鬼へと変貌したのだ」

ヘンリー「まだまだ未完成の代物故、何かしら不具合が生じるだろうことは予想していたが……それは見ての通りだな」

ヘンリー「だが、それを差し引いたとしても、全く気にならないほど私は満ち足りている!」



先刻の無表情から一変、彼は破顔させながら笑い声を上げる。
しかしその笑いは何処か狂気を含んでおり、体を彩る血がその狂気を増長させている。



ヘンリー「ロータス、わかるか? 全身が活力に満ちあふれているのだ。
まるで若かりし頃の体に生まれ変わったかのように」

ヘンリー「近頃体力が落ちてきていてな……迫り来る歳には勝てんと思っていたが、
     今ならそこらの若者と力比べしても余裕で勝てる気がするよ」

ヘンリー「それに加えて、精神的にも気分が良い。 柄にもなく鼻歌でも歌いたくなるほどにね」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
979Res/635.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice