過去ログ - ある勇者の旅立ち 少年「さぁ〜っいえっさぁ〜!」
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54: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:55:09.36 ID:vS4oH9bg0
兵「左30度!水平線上に多数の影!!」

参謀「確認しました。こちらに一直線に向かってくるようです」

将軍「艦隊に訓示を行いたい」

参謀「こちらでどうぞ」

将軍「ザー...諸君、

過去において、人類は魔族に対し、脆弱な肉体で数を頼りに闘わなければならなかった。圧倒的な力を前に脅えながらも仲間の屍を踏み台にし、ひたすらに耐え忍んだ。

だが、我々は違う!
如何なる猛威をも退ける装甲と、如何なる障害をも薙ぎ払う火力が有る。対等・いやっ、それ以上に渡り合える新たな肉体を獲得するに至った。

また、傍らには僚友が居る。辛苦を共にし、心を一つに歩んできた僚友だ。一人一人、それぞれへの信頼が結びつき、強固な精神へと育っているのを感じている筈だ。

練磨を続け今、新たな肉体と強固な精神を有した我々だからこそ、神は、新たな時代の幕開けと恩寵を授ける者として、我々を選んだのだ。
もはや恐れるものは何もない!

これより人類は、魔族に対し反攻を開始する!
総員合戦準備!!」



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