61: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/31(火) 23:55:05.44 ID:w8h1fLHZo
ほむら「でも…あなたを守る為に魔法少女になり、幾多の時と絶望を超えて…あなたという希望を掴んだ」
ほむら「……何より、あなたと恋人になれた。それだけで、私はこの上なく幸せよ。だから……」
ほむら「私にとって、最高の1年だったわ」
62: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/31(火) 23:58:50.90 ID:w8h1fLHZo
『……それでは、新年へのカウントダウンを始めます。テレビをご覧の皆様、良いお年を』
ほむら「あと少しで年が変わる…のね……」
まどか「わたし…きっと一生忘れないよ。辛いことも嬉しいこともたくさんあった、この1年を」
63: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/31(火) 23:59:29.46 ID:w8h1fLHZo
『新年まで、あと10秒……』
まどか「ほむらちゃん…お願い。キス、して……」
ほむら「……えぇ。まどか、目を閉じて」
64: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:00:03.95 ID:LdsI/1xNo
『新年、明けましておめでとうございます。2014年1月1日となりました』
まどか「……ぷぁ…っ……」
ほむら「……新年、明けましておめでとう。まどか」
65: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:00:39.87 ID:LdsI/1xNo
まどか「もう。新年早々考え事だなんて…ほむらちゃんらしいと言えばらしいけども」
ほむら「ご、ごめんなさい。でも何だか気になってしまって……」
ほむら「でも…今はまどかがいるのだから、考え事はやめましょう」
66: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:01:18.25 ID:LdsI/1xNo
まどか「……あ、そうそう。これ、ママからほむらちゃんにって」
ほむら「……これは？」
まどか「お年玉だって。はい、どうぞ」
67: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:01:52.19 ID:LdsI/1xNo
ほむら「……さて。これからどうしましょうか」
まどか「これから、って？」
ほむら「めでたく新年を迎えられたし…もう寝ちゃおうかしら」
68: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:02:26.49 ID:LdsI/1xNo
まどか「今日は元日だからいいんだよ。1年で1回、子供が夜更かしして怒られない日なんだから」
ほむら「その表現はどうかしら…まぁともかく、まどかは初詣に行きたいの？」
まどか「そりゃそうだよ。せっかくだしね」
69: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:03:03.94 ID:LdsI/1xNo
――――――
ほむら「……さすがに真冬の深夜は冷えるわね」
まどか「ごめんね…わたし、手袋持って来るの忘れちゃって……」
70: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:03:40.36 ID:LdsI/1xNo
まどか「やっぱり人が多いね。特に有名な神社というわけでもないのに」
ほむら「この辺りにはここしか神社がないからだと思うわ」
まどか「あ、そっか」
71: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/01/01(水) 00:04:08.59 ID:LdsI/1xNo
まどか「……ほむらちゃん、あとどのくらいかな」
ほむら「まどか？どうかしたの？」
まどか「ううん、どうというわけじゃないんだけど…あとどのくらいか気になっただけ」
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