過去ログ - 【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】3
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◆t1HVecfVyk
[saga]
2014/01/15(水) 00:59:19.43 ID:y0Spg0k10
リアナちゃんの部屋から出た私は、一つ下の階にあたる男子の宿舎階へと階段を降りてきた。
八人いた男子も既に四人になってしまった。
円扇さん、矢田君、破魔耶君に島君。
最初の頃の騒がしさが嘘のように、下の階は静まり返っていた。
四人もいなくなった、そのことだけでも寂しくなるけど、
今は藻根君まで病床に伏せているからか、人気すら感じられなかった。
宜保「円か……どうした、藻根の見舞いか何かか?」
マギカ「っと、宜保さんか。突然出てきたから誰かと思ったよ……」
人気のない廊下の片隅から、宜保さんが姿を現す。
彼はどうやら、破魔耶君の部屋から出てきたようだ。
マギカ「えっと、宜保さんはそんなところで何を?」
宜保「……死んでしまったとはいえ、部屋をそのままには出来ないだろう」
宜保「定期的に私が部屋を掃除しているというわけだ」
……本当にそれだけ、かな。
いや、やめよう。なんだかわからないけど、私まで人を疑っていても意味なんかないし。
宜保「……顔が青いが、大丈夫か?」
宜保「いくら貴様が魔法でなんとでも出来るとはいえ……」
宜保「これ以上体調を崩される訳にはいかないのだぞ?」
……確かに、体調管理だけはしっかりとしておかないとね。
私を裏切るかもしれない、リアナちゃんやナミちゃんではなく……
頼れるのは自分だけ、何だから……。
宜保「おい、円? 貴様、熱があるのではないか?」
マギカ「そんなこと言って、私を嵌めるつもり?」
宜保「貴様も絶望病……だったかにかかっているということか……」
マギカ「……もしかすると、宜保さんが抜け駆けして人を殺すかもしれない……」
マギカ「だから、私も他の部屋を一緒に回らせてもらうよ?」
ちょっと頭がフワフワするけど大丈夫、大丈夫。
だって、私は特効薬を飲んでいるんだから。
宜保「取り敢えず、藻根の部屋に向かうぞ」
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