10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:42:53.98 ID:YYm2dff60
「………わからないよ」
「それでしたら、何度だって言います。今までと同じように」
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:45:10.61 ID:YYm2dff60
言葉に詰まった俺を見て肇は少し微笑んだ。
…不本意だが、肇が元気になったならそれが何よりだ。
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:48:22.34 ID:YYm2dff60
大声で言ったわけでもないのに、俺の頭の中ではその一言だけが反響していた。
肇はずっと俺と一緒にいた。
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:51:09.62 ID:YYm2dff60
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14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:54:32.90 ID:YYm2dff60
肇は、俺が肇に好意を持っていることをわかっているのかもしれない。
それとも、仕事のモチベーション維持の為に明確な拒否をしないと思っているのかもしれない。
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:57:06.01 ID:YYm2dff60
今の絶妙な距離感を保つことで万事うまくいくってことはないだろう。
いつか、ボロが出る。
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:00:34.97 ID:YYm2dff60
だったらやることは分かっている。
それなのに、その筈なのに…
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:03:49.84 ID:YYm2dff60
肇の事、好きだよ。
本当に、邪な気持ちはほんの僅かにも持ち合わせていない。
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:06:13.33 ID:YYm2dff60
本当にそれが正しいことなのかどうか、俺には分からない。
俺は窓を開けて裸足のままにベランダに出た。
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:10:08.95 ID:YYm2dff60
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20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:12:04.20 ID:YYm2dff60
「昨日はあのまま帰ってしまいましたし、今日はいいじゃないですか」
…昨日の話題を出されて、内心苦い顔をしてしまった。
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