2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:22:08.98 ID:YYm2dff60
今となっては、このようなレッスン、収録や撮影なんかも大方は自分でこなすようになった。
流石に、綿密な打ち合わせや予算については俺がするけど。
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:25:06.04 ID:YYm2dff60
ガラス窓越しに肇と目が合う。
少し微笑んで、軽く手を振ってきた。
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:28:09.91 ID:YYm2dff60
俺の姿を認めてか、肇がラストスパートといった様子でさらに声を響かせていく。
胸元に添えた両手を握るこぶしが力を込めて少し白くなる。
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:31:43.40 ID:YYm2dff60
「プロデューサー、お疲れ様です。すみません待たせてしまって…」
「お疲れ様、肇。構わないよ、知ってのとおりさっき来たばかりだ」
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/01(水) 12:33:13.96 ID:rmhz1LuAO
肇ちゃんだと?(ガタッ
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:35:13.19 ID:YYm2dff60
しつこいようだが、俺と肇は長い付き合いだ。
これまで色々なことがあった。
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:38:01.22 ID:YYm2dff60
言い換えれば、上司と部下。
ましてやアイドルとプロデューサー。
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:41:10.50 ID:YYm2dff60
「私は、プロデューサーの事、好きなんですから」
「………」
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:42:53.98 ID:YYm2dff60
「………わからないよ」
「それでしたら、何度だって言います。今までと同じように」
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:45:10.61 ID:YYm2dff60
言葉に詰まった俺を見て肇は少し微笑んだ。
…不本意だが、肇が元気になったならそれが何よりだ。
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 12:48:22.34 ID:YYm2dff60
大声で言ったわけでもないのに、俺の頭の中ではその一言だけが反響していた。
肇はずっと俺と一緒にいた。
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