48:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:11:44.24 ID:YYm2dff60
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49:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:15:03.22 ID:YYm2dff60
でも、俺と会話する肇の目は言外に、仕事終わりの俺との対話を望んでいるように見える。
わかっているさ。明日話そうって言ったのは俺の方なんだから。
50:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:18:28.51 ID:YYm2dff60
今日は時間が過ぎるのをとても長く感じた。
肇との大事な約束があったせいだろうか。
51:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:22:12.16 ID:YYm2dff60
終業後の誰もいない事務所。
思えば、俺たちが始まったのもこの事務所だ。
52:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:25:30.77 ID:YYm2dff60
それも今日までだ。
アイドル藤原肇は生まれ変わる。
53:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:30:07.90 ID:YYm2dff60
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「………そんな、今、何て…?」
54:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:34:02.64 ID:YYm2dff60
俺は、肇に、俺のせいで嫌な思いをして欲しくない。
週刊誌や周りからの視線に晒したくないだけじゃない。
55:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:37:20.88 ID:YYm2dff60
「………Pさんは、私の事好きではなかったんですか…?」
「好きだよ、今でも。たぶん、これからもずっと好きだと思う」
56:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:41:34.71 ID:YYm2dff60
「だから、肇。終わりにしよう」
………そもそも、始まってもいないが。
57:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 15:47:36.01 ID:YYm2dff60
「なあ、肇! これは新しいスタートなんだ!」
湿っぽい空気を払拭するように、俺は場違いなほど大きな声を上げて笑いかけた。
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