過去ログ - 江ノ島「オマエラに最高の絶望を……」春香「ん?なんだろうこれ……」
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65: ◆jPpg5.obl6
2014/01/05(日) 22:58:02.42 ID:e/1Inc9j0

 閉じ込められた少女たちは、影のような魔獣と交戦していた。

「えーい!!」

 真美が剣を持ち、切りかかり、セレスはその間にこれからどうしようかを考える。彼女がやられた場合は、どのようにして逃げようか。同じように剣を持ってやるしかないというのだろうか。

「やあ!」

 しかし、真美の素早い動きをもってしても、その影はそれを完璧に捌いている。まだ一度もその剣技は当たっていな
「なら……くらえ! 真美すぺしゃる!!」

 不思議な技名を叫び、影に対して横に切ろうとしたのを、一瞬だけ見せて止まる。横の動きをかわそうと後ろに避けたその影に対し、縦方向に剣を入れた。
 激しく黒い液体を飛ばしながら、悲鳴を上げる。正直気持ち悪かった。だが、好機だ。
 真美はそいつが動き出す前に倒してしまおうと、何度も何度も攻撃を続けた。
 すると、そいつは固体から気体へと姿を変え、向こうの壁に入って行ったのである。

「あー! 待て待てー!」
「無駄ですわね……ここで終わりにしましょう」
「えー、でもどうするの?」
「ここの壁は薄いようで、先ほどから声が漏れています。そう考えると、他の人が襲われているという事でしょう」
「……もしかして……亜美が危ないかも!」
「知りません、自分さえ助かれば、それでいいのでは?」
「……セレちん?」
「……いえ、失言でしたわね」
「せめて、亜美とお話できたらいいんだけど……」


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