過去ログ - 奴隷商「ほほぅ!これは上玉だ!」奴隷女「あら?ありがと!」
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87:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/15(水) 16:33:46.07 ID:1uQdvpeY0
奴隷女「ふふっお久しぶりですわね。貴方が去る時の王は本当に悔しそうにしてましたわよ?」

奴隷商「あぁあの野郎…。俺が約束の金額まで命懸けで戦ったってのに近衛兵に俺を捕らえろとか命じやがったからな…」

奴隷女「ふふっそれを旦那様は捕らえに来る全ての兵士をなぎ倒して城をお出になられたと聞きましたわ。本当に威張り散らしてる兵士が伸びてる様は痛快でしたわよ!ふふふっ」

奴隷商「フハハ!俺はちゃんと自分を買ったんだ。捕らえられる理由がねぇだろ?」

奴隷女「えぇ。まったく持って王が勝手ですわね!」

気付くとワインのボトルは四本目が空いていた。
二人ともかなり口調が砕けて来ていた。

もうゲームなどお構い無しにお互い自分の事を話した。

奴隷商は帝国に滅ぼされた武の国の道場の息子で、今回の連合国の戦争では民間人を人質に取られ敗れ捕虜となった。戦奴となりコロシアムで戦わされたが全ての戦いを勝ち抜き自分を買い戻し帝国を去り、僅かな資金で見込みのある奴隷を買い鍛えそれを傭兵団などに売るという仕事をしていた。
かなり評判が上がり奴隷商としての名を欲しいまはまにしてた頃、自分の仕事に嫌気が差し普通の商人として最近経営を始めた。

奴隷女は帝国に滅ぼされた森と風の国の姫。
武力などほとんど無い国で中立を保っていたのにも関わらず帝国が要求してきた物資や食料の提供を断るとそれを引き金に敵対国と見なされ一気に蹂躙されてしまう。
国民は無抵抗を貫いたにも関わらず国土の3分の2は焦土と化し王族は女以外全て殺され国民は奴隷として帝国に徴用された。
奴隷女を含む他の国の姫達は、王の趣向に応じて様々な魔術をかけられた。
どれもこれも悪趣味な物だった。
奴隷女にかけられた魔術は「齢16のまま体の時を留める」魔術であった。
体の時が止まっている為どんな事をされても死なない。
何度破瓜を経験しても体が再生してしまう為、王は苦悶の表情で痛みに耐える姿を喜び何度も犯した。

そんな王にも終わりの時が来る。
革命が起きたのだ。

革命の混乱に乗じて逃げたが奴隷のほとんどが他の人さらいや奴隷商人に捕まりまた売られた。




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