2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:35:04.68 ID:Kt5UsFKP0
直葉「あー……暇だなぁ」
桐ヶ谷直葉はベッドで1人、ポツンと寝転がっていた。
家の中には誰もいる気配がしない。
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:35:53.04 ID:Kt5UsFKP0
……別に寂しくなんてない。
もう高校生なんだから。
…寂しいなんて、思うわけ…………。
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/08(水) 16:36:22.46 ID:+As1qYnto
アスナさんこっちです
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:37:28.63 ID:Kt5UsFKP0
少しだけ過去……まぁ今朝のことなのだが、その時のことを直葉は思い出していたー。
翠「直葉、あんた顔色悪いんじゃない?」
今朝、父親を除いた3人で朝食を取っている時のことだ。
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:39:59.49 ID:Kt5UsFKP0
もう制服に着替えて、朝ごはんを食べていた和人は一旦食べるのを中断し、直葉の前まで行き、彼女のおでこに手を当てた。
直葉「あー…お兄ちゃんの手、冷たくて気持ちいぃ」
和人「……おいおい、こりゃ完全に熱だな。母さん、学校を休ませよう」
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:43:10.53 ID:Kt5UsFKP0
和人は直葉の手を優しく握って、そっと支えてやる。
直葉「うん……」
イスから立ち上がった直葉だが、フラフラしていてどこか危なっかしい。
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:43:57.50 ID:Kt5UsFKP0
和人「ちょいと失礼!」
直葉「うわっ!?お、お兄ちゃん!?」
翠「あらまぁ〜」
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:44:44.79 ID:Kt5UsFKP0
直葉「お、お母さん!」
直葉は和人に何を言っても無駄だと判断し、即座に母親に訴えたのだがー。
翠「へぇ、アンタ割と力あるのね」
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:45:27.07 ID:Kt5UsFKP0
翠「じゃあ私が学校に連絡入れとくから、和人!直葉のことよろしくね」
和人「了解」
直葉「了解……じゃないわよもぅ」
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:46:13.71 ID:Kt5UsFKP0
そして直葉は和人の手によって、部屋までお姫様抱っこで連れていかれた。
それから少し経って、直葉は自室の布団に入り、おでこには熱さまシートが貼られている。
和人「それじゃスグ…俺、そろそろ学校行くけど……何かあったらすぐにメールしろよ。」
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 16:46:56.61 ID:Kt5UsFKP0
和人「ポカリはここに置いてあるからな!」
直葉「わかったわかった。ほら、早く行かないと1限間に合わないよ?」
和人「……じゃ、いってくるな?ホントに1人で大丈夫か?」
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