過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
1- 20
167: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/03/05(水) 20:04:52.60 ID:4PrHwp4H0
「おや、誰かと思えば羽川さんじゃない。
 何時から居たのかしら…というのは私が言われるべき台詞なのかもしれないのだけれど」


 と、不意に私は入口の方から聞き覚えのある彼女の声を聞いた。
その方向を私と由比ヶ浜さんは振り向く。そこに、彼女は居た。戦場ヶ原ひたぎ。
彼女がまるで堂々と、あたかも凛として入口に立っていた。


羽川「あら、こんな所で、奇遇だね戦場ヶ原さん」


戦場ヶ原「ええ、本当に奇遇ね」

 簡素な挨拶。ブラックジョークにしては上出来だった。
奇遇なわけがない。私たちは今の今まで、寧ろ今も尚。
目の前の戦場ヶ原さんを探していたのだから。


戦場ヶ原「もしかしていなくとも、私たちを探しているのかしら?」


羽川「うん。お弁当を取ってここに帰ってきたら居なかったからさ」


戦場ヶ原「あら、それはおかしな話ね。
     私と比企谷君は、今の今まで本来の待機場所に居たはずなのだけれど」


羽川「………?」


戦場ヶ原「ええ、噛み砕いて説明する必要がありそうね。
     ええと、そう。私はお手洗いに行ったのよ。
     コーヒーを買っていたじゃない?バスに乗る前に。
     それを飲んでしまったせいなの。ホラ、カフェインには利尿作用が……」


羽川「いやいや、待って戦場ヶ原さん。
   別に私は、戦場ヶ原さんがお手洗いに行った理由について疑問を抱いているわけじゃないの」


戦場ヶ原「ええ、分かっているわよ。ジョークよジョーク。ガハラジョーク」


羽川「あのね戦場ヶ原さん。敢えて言うんだけど。
貴方はガハラジョークなんて言葉、これまで本編では一度も使っていないんだよ?
オーディオコメンタリーでのキャラ付けが逆流してないかな?」


戦場ヶ原「あらあら羽川さん。そんなことを言うと羽川さん。
     本編でのメタ発言なんて、某蝸牛のみが許された技法であって。
     羽川さんが使うこと自体キャラ崩壊じゃないのかしら?」


 まあそれ以前に、ここが本編ではないのだけど。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
272Res/220.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice