過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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40: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/11(土) 18:19:23.40 ID:Nw11kqOB0
 そんなどうでもいい雑談を小町とずっとしていたところだが。
今日はそうもいかない。
先週末と同じように、空気を読んで小町が体調を崩す事もない。

 ならば俺も腹をくくるしかない。というよりも現状は先週よりしんどい。
先週ならただのぼっち課外活動だが、今回はそのハードルが軒並み上がっている。
3年生と共に行動しなくてはならない。

 なんでこうなったんだ?酷いよ神様。神様なんて信じないが、もしもいるのなら。嫌いだ。
いてほしくない。むしろ、だからこそ神様なんか信じてやるもんか!


小町「でもさーお兄ちゃん。今回は小町もちょーっと罪悪感あるかなーって」


比企谷「あ?なんで?」


小町「だって、小町のせいでお兄ちゃん。今日ボランティア活動行くんでしょ?
    小町が熱を出さなかったらって思うと……」


比企谷「馬鹿野郎。お前のせいじゃねーよ。
     むしろ誇らしい。更なる苦行を背負っても、俺は妹を助けられたんだからな?
     お前のために何かしてやれるなら俺は世界を敵に回してもいい!
     お?今の八幡的にポイント高いよな?な?」


小町「いや、今のはシスコンって言うより厨二ポイント高すぎでどん引き……。
    まあそう言ってくれるなら嬉しいかな。じゃあちゃっちゃと行ってらっしゃい!
    帰ってきたらおいしい料理で出迎えてあげるからさ!」


比企谷「おう、期待してるぜ。
     んじゃまあ。いってくら」


小町「はいはーい」


 家を出た。
朝日がまぶしい。足は今にも180度踵を返してもいいと言っている。
頭の中の天使と悪魔も口をそろえて帰って寝ようと誘ってくる。

 はぁ。


 ため息しか出てこないので。俺は一歩前に出る。




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