過去ログ - 提督「新薬の効果を試してほしい?」
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/09(木) 11:24:16.09 ID:PcS6nmNO0
不知火「……で、それが例の新薬なんですか?」

提督「ああ」

机の上に置かれた一つの小瓶
総司令部からの命令で艦娘に服用させ、どのような効果が現れたかデータをとれとの事らしい
どのような効果があるのかと問い詰めたが肝心な所はぼかされ強引に置かれていった形で残っている

提督「まあ……そこまで害がある物ではないと思うが」

総司令部の奴らもここまで輝かしい戦果を上げている艦娘達を排除しようとは思わないはず
…いやそういう思考をさせるのが上の狙いなのかもしれないが
奴らの思惑を考えれば考える程頭の中がこんがらがってしまう

不知火「確かに怪しい部分がいくつかありますが、それでも上の命令に従わないわけにはいかないでしょう

提督「そうだな…もし逆らって万が一にでも謀反の意志をとられてしまったら…」

最悪の場合艦娘達の身に何が起きるか…
帽子をとり頭をガシガシと掻く

不知火「結果の提出期限まではまだしばらくあります、決断できないのであれば保留しておくのも一つの手かと」

提督「……そうだな、だがいずれは決めなければならない事だ」

提督「だが……どれだけ悩んでも、どんな考えに至っても」

提督「お前たちに害をなさないような決断にするつもりさ」

不知火「……そうですか」

冷静で、物事を客観的に見ることができる
いつも自分を支えてきてくれた大切な…艦娘だ
そんな自分の自慢の秘書艦、不知火
いつも無表情で物事を淡々と処理する彼女だが、提督のその言葉を聞いた時
少しだけ顔をほころばせていた


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