過去ログ - 提督「新薬の効果を試してほしい?」
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364: ◆TKy4PRCXww[saga]
2014/03/07(金) 23:53:03.53 ID:+TXEg5XE0

確かに、青葉の言ってるとおり、ここに皆が来てくれるならそれは有り難い事だし、皆も寛げるなら何よりだと思う

だが、形式上とはいえ、仕事をする部屋に皆を招いていいものかと思ってしまった

交流するのに比重が傾き、仕事を疎かにしてしまったらそれこそ本末転倒だ

青葉「なかなかここ最近では一、ニを争う名案を出したと思うのですが……何かご不満な点がありましたか?」

提督「そうだなぁ……まあ、確かにいい案だと思うんだが、一応ここは執務室でな……自分が仕事をする為の部屋なんだ」

提督「だから、なるべく秘書艦の子だけ居てもらって、他の子と交流する時はなるべく外で……というのが自分の中で区切りがあったんだ」

まあ、一部の子達はずかずか執務室に入ってくるのだが

青葉「ふうむ……まあ確かに、仕事に支障をきたすようになったら、ちょっといけないところがありますねぇ……」

うーん、と唸る青葉

しかし、すぐに何かを考えついたのか、顔を上げた

青葉「なら、時間を決めて訪ねるようにする、という風にするのはどうでしょう?」

青葉「司令官の負担にならないようにあまり長い時間は居ないようにする、というのも追加しておきましょう!」

青葉「ちょっと寛ぐ、とは離れてしまうかもしれませんが、それでも司令官とお話したい子はたくさん居ると思いますしね!」

提督「ふむ……それなら、いいかもな」

青葉「本当ですか!」

提督「ああ、そこまで自分の事を考えてくれるなら、提案を許可するしかないだろう?」

提督「それに、その提案は自分にとってもすごい魅力的な話だしな、是非こっちからお願いするよ」

青葉「ありがとうございます!司令官!」

青葉「よーし、明日の特別記事が決まっちゃいましたね!今日は徹夜で奮闘しますよー!」

提督「おいおい、あんまり無茶するなよ」

青葉「青葉の事心配してくれるんですか?大丈夫です!こう見えて青葉は意外と強いですから!」

提督「……そうか、なら、期待してるよ」

青葉「ええ、楽しみにしていてください!」

そう言って、青葉は嬉しそうに、輝くような笑顔を見せてくれた

なんだかんだ言って、この笑顔を見てしまうと、とてもじゃないが憎めなくなってしまうのである


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