過去ログ - 綾「陽子がおしっこ我慢してるの見ると興奮する」
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◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 22:59:41.11 ID:IYHJphXko
陽子は私の初恋の人だった。
中学校の時からの付き合いだが、彼女に対する感情が恋だと気付いたのは高校生になってからだった。
やはり普通は同性に対し抱く感情ではないからだろう。
今となっては、それは確信できることだった。
学校にいるとき、家でくつろいでいるとき、陽子が脳裏で思い起こされると、軽い動悸が起こって私を苦しめる。
以下略
5
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:04:42.17 ID:IYHJphXko
陽子「なに?」
綾「よ、よよよーこ、あの……その、ね? ほら、あれよ、あれ……」
陽子「早くしてくれない?」
以下略
6
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/01/10(金) 23:07:21.64 ID:0BlmiLXAO
恥じらう陽子は可愛いと思う(確信)
7
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:07:22.64 ID:IYHJphXko
カレンは私たちと出会って間もない頃、私が陽子に好意を抱いていることを、容易く見て取ったらしい。
カレンは、普段の態度の中に、私は知っています、ということを匂わせる程度に織り込んできた。
私は観念して陽子への好意を告げた。
するとカレンは親身になって相談に乗ってくれたのだ。
以下略
8
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:09:48.91 ID:IYHJphXko
五限目の授業は数学だった。
私の頭の中は、もちろん数式ではなく陽子で満たされていた。
おりしもテスト期間であり、授業内容もテスト範囲に含まれているというのに。
早く告白して楽になりたいという思いと、告白して結果を告げられることの恐さが交錯していた。
以下略
9
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:12:50.55 ID:IYHJphXko
カレンが私に向けて親指を立てた。
私はそれを見て、体育倉庫へと足を運ぶ。
廊下を歩く足が震えている。
寒さのせいでもあった。真冬の寒さが、窓から廊下へとしみ込んで来ている。
以下略
10
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:16:18.07 ID:IYHJphXko
陽子「すぐ終わるんだよね?」
綾「え、ええ」
体育倉庫は体育館とは別れたところにある小屋だった。
以下略
11
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:20:09.93 ID:IYHJphXko
私は倉庫の扉を閉めた。
倉庫の中には照明がなく、扉を閉めた途端にかなり暗くなった。
陽子「どうしたんだよ」
以下略
12
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/10(金) 23:23:35.46 ID:hRWpvFbh0
期待
13
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:26:55.79 ID:IYHJphXko
陽子「うん、ダメだわこれ」
陽子は扉をガチャガチャと動かすが、びくともしていなかった。
倉庫には出入り口はその扉だけだった。完全に密室となっていた。
以下略
14
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2014/01/10(金) 23:30:46.18 ID:IYHJphXko
密室に閉じ込められたこと。
困ったことではある。
しかし一方では私にとってこれほど幸せなことはないと言えるかもしれなかった。
陽子と二人っきりの空間。このままずっと二人でいられたら、どんなにいいことか。そんな思いにとらわれた。
しかし、もちろん今置かれている状況がとても危険であることは認識していた。
以下略
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