38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:34:48.20 ID:Obel/xK20
隊員が去る。
その数十秒後、見計らったかのようなタイミングで、和が部屋に入ってきた。
唯「和ちゃん!」
憂「和ちゃん!」
39:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:35:51.88 ID:Obel/xK20
唯「…なにを?」
和「さっきの、あなたのお父さんの話の続きよ。途中で切れちゃったでしょう」
憂「和ちゃんは知ってたんだ…」
40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:37:24.31 ID:Obel/xK20
唯「神様の世界に行くの?天国みたいなところなのかな」
和「そうみたいね。それで、それには3つの能力が必要なの。まず、FD空間とこの世界を繋ぐ力。次に、FD空間でも私達が存在できるようにする力。最後に、FD人にも攻撃が通用するようにする力」
憂「それが…お姉ちゃんと私の」
41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:40:03.47 ID:Obel/xK20
憂「…ひとつめの、FD空間とこの世界を繋ぐ力は?」
和「それが…私の能力らしいのよ」
唯「えっ!?」
42:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:41:10.43 ID:Obel/xK20
唯「……」
憂「実験体…そんな…」
和「…ごめんなさい、言い方が悪かったわ。お父さん達も、そんなつもりではないのはわかってる。でも…事実そうだと考えると、どうしても悲観的になってしまって」
43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:42:50.01 ID:Obel/xK20
そこへ、最悪のタイミングで、両親が到着した。
平沢父「唯!遅れてしまってごめん…大丈夫かい?」
唯「……」
44:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:44:44.19 ID:Obel/xK20
唯「……」
唯は完全に心を閉ざしてしまったようだ。
憂も、いつものように姉を気遣う余裕もなく、視線が泳いでいて、言葉がない。
45:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:45:46.59 ID:Obel/xK20
隊員が去る。
遠くからは、銃撃の音のようなものが聞こえてくる。
代弁者の数が増えてきているようだ。隊員はしぶしぶ去ったが、今すぐにでも唯の加勢が必要なぐらいなのだろう。
平沢父「私達も行こうか…」
46:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 09:46:23.85 ID:Obel/xK20
一旦切ります
47:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 11:06:24.12 ID:Obel/xK20
律「唯!大丈夫か!?」
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