681: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:24:15.33 ID:tqTkcvHcO
一大勢力がなんとか消滅したころ、祖父は戻ってきた。
しかしその体は病魔に犯されていた。もう歳だったのか、自分の死期を悟ったか、荒れに荒れた。
あとは苗木くんと兄弟に話した通り、憤慨した僕はやつを目覚めさせ、祖父を殴り付けたのだ。
が、祖父はわざとそうさせるようにしたみたいだ。
僕のなかに眠る奴を呼び起こそうとしたらしい。
勘でわかるなんて意味不明すぎる。
自宅で医療スタッフに囲まれた祖父に面と向かう。
寅之助「くくく……この寅之助、もう悔いはない」
石丸「なにをおっしゃいますか。あなたが死ねばこの世はどうなりますか、まとまりかけた裏社会が暴走します」
寅之助「心配はいらない。ワシより、黒き者が産まれたのだ、クハハハ。滑稽なり」
医療スタッフはなにかを察して席をたち、出ていく。
石丸「いったいなぜ……うっ……頭が……なにを……」
黒石丸「はい、お爺様。これからは清多夏が表を、僕が裏を仕切ります。」
1002Res/630.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。