過去ログ - 【モバマス・オリキャラ注意】俺「俺の友達がアイドルになった」
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[saga]
2014/01/15(水) 00:13:19.22 ID:bxlhQQvI0
締め付けられるような疼痛。
熱に浮かされ、勝手に拡散してしまう意識。
その真っ只中にいる俺を掬い上げたのは、携帯の震える音だった。
俺(……?)
もしかしたら、仕事の終わった母さんかも。
ゼリーか何かいるか、と聞いてくるのかもしれない。
プッチンとするプリンを思い浮かべながら画面を見ると、送り主は違っていた。
光だった。
遊びの誘いだとしたら、断らないと。
……そういえば、あいつとは最近遊んでいないな。
昨日光と出かけるまえも、部活帰りで偶然出会ったから喋ってただけ。
遊ばなくなったのは、中学校の頃くらいからだったか。
まあそれはいい。とにかく、中身を確認しないと。
携帯の画面を見ると、光らしくない長文がうだうだと書かれていた。
珍しいな……いや、これは違う。
位置情報だ。
遊ぶ為に、こんな面倒なことを光がするだろうか?
幸い、ここから近い所らしい。そこかどこだか、思い出してみよう。
俺(このデパート、んで路地が続いて)
(……えーっと……ッ!?)
俺「」サー
思い当たった瞬間、一瞬にして血の気が引いていく。
住所の示すそこは、俗に言う、ラブホテルというやつだった。
あいつはそういうことには無頓着どころか、男より興味がない。
つまり。
あいつは、人助けをしてしまったのだ。
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