過去ログ - 上条「お前……男だったのか!?」禁書「ふぇ?」
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14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/14(火) 16:35:32.09 ID:uhHqPtO2o
「んちゅるっ……ぺろっ……おいひぃかったー……ありがとねとうま……」

そうしてしゃぶり終えてから、嬉しそうに笑顔を向けてくるのだ。
どくんと。
その可愛らしさに、上条の中で何かが鼓動を打つ。

白と黒に分けられていたものが混ざり、マーブル色へと塗り替えられていく。
前の自分とか、男だとか、立ち塞がっていた壁も溶けて崩れて消え去っていく。
ふと、喉の渇きを覚え上条は珈琲を呷った。

悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように清らかで、恋のように甘い。
単なるインスタントコーヒーだとしても、今の上条にはそう評するだけの美味さを感じ取れた。
インデックスの存在を持って珈琲は完成したのだ。もう迷いは存在しない。


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