過去ログ - フィアンマ『安価で人生をやり直したい』
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273: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/27(月) 13:25:18.46 ID:AcgxSigD0

『良いから、シルビアを蘇生させるぞ。その後にこいつの話を聞いてやることも、悪くないだろう』

はっきりとは答えなかった。
このごく短期間でオティヌスに情が移ったといえばそうだし、オッレルスの言葉も嘘ではなかったから。
ただ、オッレルスは根本的にオティヌスのことを勘違いしている。
自分と彼には別の『殺していい理由』があるが、オティヌスは別だ。

「『死者の軍勢』として連れて行かれても困る」
『そんなことをして何のメリットがある?』
「俺を絶望させて、今度こそ自殺に叩き込めば君は俺の身体を自由に使えるじゃないか?」

正直に言って、フィアンマは信用される要素を何一つ備えていない。
沈黙の後に、フィアンマはオティヌスを見やる。
自分には魔術が使えない。戦って言う事を聞かせるのなら、彼女がやるしかない。

「……私からシルビアの命を奪うだけでは物足りなかったのか?
 シルビアの死体まで穢すつもりなら、躊躇はしない」
「オッレルス、私の話を」
「……聞くと思うか? そうやってお前はいつでも私から何もかもを奪っていった」
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