過去ログ - 「喫茶『アイドル』に集うアイドルたち」
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12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 18:08:10.97 ID:ERs1yVAC0
店主「私の店では、お客さんのリクエストで店内BGMを変えてみたりすることがある」

店主「例えば彼女なんかは、いつも決まって同じものを頼み、いつも決まってCDを持参してくるわね」

店主「丁度、こんな感じに」
以下略



13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 18:18:12.01 ID:ERs1yVAC0
店主(彼女の名前は如月千早。今や国内で知らないものは居ないとまで言われる『歌姫』だ)

店主(アイドルとしてデビューした当時から歌手を目指していたけど、最近はアイドルも悪くないと思ってるとか)

店主(そういえば、どこかの雑誌で『ディーヴァ・オブ・アルカディア』なんて仰々しい名前付けられてたかな)
以下略



14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 18:30:56.29 ID:ERs1yVAC0
千早「それにしても、いつ来てもほかのお客さんが居ない気がするんですが」

店主「痛いところを突くわね」

店主「まあ、確かに客は少ないよ? 否定は出来ない。数人の常連客様のお陰でこのお店は成り立ってるのです」
以下略



15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 18:38:15.94 ID:ERs1yVAC0
千早「な、なんで分かったんですか!」

店主「いやね、前からおかしいと思ってたのよ……」

店主「コーヒー飲む度に机の下でメモ取ってるし」
以下略



16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage ]
2014/01/17(金) 18:41:38.96 ID:TGyGUZy10
こういった部外者視点のアイドル達の物語は大好きです


17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 18:48:53.78 ID:ERs1yVAC0
店主「じゃあまず、どんな状況でもだいたい使える基本的な技ね」

千早「はい、お願いします」

店主「まず、大前提。最適な分量を守ること」
以下略



18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 18:58:47.94 ID:ERs1yVAC0
店主「多分事務所では、好みとか分かると作った人が砂糖とか入れちゃうでしょ? わざわざ飲む人がキッチンないし作ってる場所まで行くとは思えないし」

千早「はい。と言っても、プロデューサーはブラックで飲んでますけれど」

店主「ブラック派かあ。ならさっきまでの技で十分違いに気づいてくれると思うよ。でも豆知識は止めない」
以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 18:59:26.15 ID:ERs1yVAC0
ちょっと飯休憩


20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 19:34:07.49 ID:ERs1yVAC0
千早「…………」ズズッ

店主「どう? 自分で作ったコーヒーのお味は」

千早「美味しいです。まだマスターのコーヒーには及びませんけれど」
以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 19:39:19.85 ID:ERs1yVAC0
店主「その後千早ちゃんは無事、愛しの? プロデューサーさんに美味しいコーヒーを振る舞えたとか何とか」

店主「砂糖とミルクの順番なんかも、事務員の人に教えたら好評だったらしく、嬉しそうに話してくれたなあ」

店主「こんな喫茶店なんかをやってると実感するけど、飲み物一杯でも人っていうのはきっかけになるのね」
以下略



22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 19:39:49.40 ID:ERs1yVAC0
今日の分はこれで。
続きはまた後日。


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