過去ログ - 優希「京太郎……なんでなんだじぇ……!」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/19(日) 00:32:11.61 ID:d38NweYM0
京太郎「お、お前なあっ! 人がどれだけびびったと思って……」
咲「あはは、ごめんごめん。うへえ、笑いすぎて涙出てきちゃった……」ゴシゴシ
京太郎「涙出てきちゃった、じゃねーよ! 俺ホント、死ぬかと思ったんだからな……! あんなことを口に出したばっかりに……とか、考えまくったんだからな……!」
咲「もー、大げさだってば」
京太郎「いーや、ぜんっぜん大げさなんかじゃないからな! 言っとくけど、お前が放つその気みたいなやつ、滅茶苦茶な位の威圧感を持ってんだぞ?」
咲「え? 気みたいなやつ……? ああ」
咲「これのこと……?」ズズズズ……
京太郎「うぉっ! それだそれそれ! いや、本当にどうやってんだ、それ……?」
咲「えっ、ちょっと……」
咲の方に近づいていき、その気に触ってみようとする。
咲は少し驚いたような顔をしたが、からかわれた仕返しだ。ちょっと位は我慢してもらおう。
気に触れると、手先にピリっとした、電気があたったかのような感覚が走った。
やはり、これは幻覚なんかじゃない。確かにここにある一つの物質なのだ。
だがそれにしても、こんなまがまがしいものも咲の体から発せられてると考えると、なんだかかわいく思えてくるから不思議だ。
京太郎「おー、やっぱすげえな、お前。こんなの出せるとか尋常じゃねえよ。いや、誇っていい」
咲「な、何で触れるの? これ、私の雀力を外に放出させたものにすぎないから、手で触れたりはできない筈なんだけど……」
京太郎「え、そうなのか? いやでもちゃんと触れるぞ。ほら」
つんつんと指でつつくと、気もそれに合わせて踊るように流動する。
ピリっとした感覚もほとんど痛みを伴わないものだから、何だか心地よくもある。
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