過去ログ - 優希「京太郎……なんでなんだじぇ……!」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/19(日) 00:52:00.52 ID:d38NweYM0
咲「うーん、一体どうしてだろ……考えられる可能性は……」
京太郎「これ、他の人には触れないってのは本当なのか?」
咲「うん。すっごい弱い気を知らない人に当ててみたことがあるんだけどね、その時は結局その人の体をすり抜けるだけだった」
京太郎「お前、何やってんだよ……雀力のない一般人に当てるってかなり危険じゃないのか?」
咲「私が意味も無く危険なことすると思う? ちゃんと配慮しましたもん。その人もちゃんと無事だったよ」
京太郎「いや、配慮するのが当たり前だからな?」
京太郎「まあいいや。とにかくだ。もしこの気が他人には絶対触れることができないものってんなら、答えは一つだろ」
咲「え?」
京太郎「俺みたいな、咲が心から信頼を寄せてる存在だけが触れるってことだよ」ドヤァ
咲「……」
……ちょっと調子に乗りすぎちゃったかな?
咲さんがまた沈痛な面持ちに……
咲「それ、ありえるかも……というか、それで間違いないよ!」
そういうと、咲はぐいっと身を迫らせた。
顔と顔が、あと少しで触れあうというところにまで近づく。
普段は目立たない咲の顔の細部が、はっきりとしてくる。
長いまつげ、すらっとした鼻だち、潤った唇……全ては間違いなく、女の子のそれであった。
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