52: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/18(土) 00:48:41.65 ID:x25tlFGs0
ある日、僕はピアノのレッスンの最中にうまく弾けないことに苛立って、
癇癪を起こしてしまった。
講師からの連絡を受けた慌てて母が駆けつけて、見慣れない僕の姿を見て、こう言った。
母『辛いならピアノ止めてもいいのよ?』
僕には、その言葉がとてもショックだった。
男『お母さんとお父さんに喜んでもらいたくてここまで頑張ってきたのに!
折角、こんなに沢山練習してきたのに!
こんな一回きりの事で止めても良いなんて言わないでよっ!』
そう言って、僕はレッスンルームを飛び出した。
程なくして僕は……。
【ドンッ!!】
「おいっ!轢かれたぞ!大丈夫かっ!」
「やだっ!子供じゃないっ!救急車!救急車!」
薄れゆく意識の中で僕が思ったのは、帰ったら練習しなきゃ……。
そんなことだった。
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