884: ◆HYvP9smHgsVn[saga]
2014/05/14(水) 21:00:41.68 ID:Xki2Yhpp0
ほむら「さ、一通り説明もしましたし、さやかさんには起きてもらうとしましょう」
さやか「流すなっ!?」
さやか「ぜー……ぜー……ああもう! 分かった! やればいいんでしょ!」
さやか「それで、起きるってどうするの? その、オキャクサンノミスギデスヨとかいうやつで作った薬を飲む、とか?」
ほむら「薬ではないですね」
ほむら「使うのはこちら」
ほむら「『夢から脱出器』〜♪」
さやか「……見た目投石器にしか見えないものが登場したんだけど」
マミ「所謂カタパルトね」
まどか「というか、何処にしまっていたの?」
ほむら「夢の中でそれは野暮ってもんですよ」
ほむら「さぁ、さやかさん。こちらの席にお座りください」
さやか「いや、お座りくださいも何もそこ石を設置する場所だよね? 飛ばす気満々だよね?」
さやか「というか睡眠薬に対抗するものがなんで投石器なんだよ!? 並行植物を何処に使った!?」
ほむら「確か、この投石器を動かすための縄だそうで」
さやか「それ並行植物使わなくても作れるでしょ!?」
ほむら「何を言ってるんですか! 作れる訳ないでしょう!? ふざけないでください!」
さやか「なんで怒られるの!?」
ほむら「ええい、大人しくここに座ってくださいよ!」ギギギ
さやか「ちょ、押すな本当に止め」
ほむら「鹿目さん!」
まどか「手伝うんだね! 分かったよ!」
マミ「私もやるわ!」
さやか「!? なんで二人共乗り気なの!? 助けてよ!」
まどマミ「だって自分がアレに乗るのは嫌だし……」
さやか「なんで今日に限って自分に正直なの!?」
ほむら「そりゃ、夢ですもん。自分の欲望に正直になって当然です」
さやか「逆に現実と何一つ変わらないお前はどれだけ普段から正直なんだ!?」
さやか「って、あ、ま、お願……」
ほむら「ふぅ。設置完了」
ほむら「それじゃ、スイッチを――――えいっ♪」カチッ
さやか「あ」
1002Res/953.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。